皆様お疲れ様です。
現役看護師のにっと~です。
「看護師の仕事は何ですか?」
この問いに、あなたは即答できるでしょうか。
バイタル測定、処置、記録、医師の補助。
確かにそれらは業務の一部です。
しかし、それだけが看護師の役割だとしたら、
この仕事はここまで重く、尊く、そして苦しいものにはならないはずです。
看護師の本当の役割は、もっと構造的で、もっと人間的なところにあります。
今回は「看護師の業務の本質について」
僕が思うことを記載していきます。
- 現在看護師での業務に悩まれている方
- 看護師をやめようと考えられている方
などに看護師の業務の尊さを再認識してもらえたらと思い記事を書いています。
是非最後までみてくださいね~

1.看護師は「パイプ役」である
医療・介護の現場は、情報が錯綜する場所です。
医師は医学的判断をし、
リハビリ職は機能回復を考え、
介護職は生活を支え、
家族は感情と不安を抱え、
患者・利用者は言葉にできない思いを内に秘めています。
この中で、すべての情報が一度集まり、再構築される場所。
それが看護師だと考えています。
看護師は単なる「伝達係」ではありません。
情報をそのまま流すのではなく、文脈を理解し、翻訳し、つなぎ直す存在です。
・医師の専門用語を、患者に伝わる言葉へ
・患者の不安を、医療者が理解できる形へ
・家族の感情を、チームで共有できる情報へ
この「翻訳作業」は、AIにもマニュアルにも代替できません。
なぜなら、そこには人の感情と背景を読む力が必要だからです。
そのつなぎ合わせた先に、患者、家族の幸せや充実した生活がある。
それを意識できると、少し看護の視点が、やりがいが変わるように感じます。
2.多職種連携の「要」に立たされるということ
多職種連携という言葉は美しく聞こえます。
しかし現実は、利害・価値観・専門性の違いが常に衝突しています。
その中心に立たされるのが、看護師です。
誰かが間違っているわけではない。
誰かが悪いわけでもない。
それでも調整しなければ、ケアは前に進まない。
看護師は、
正解が存在しない場面で、最善を探し続ける役割を担っています。
これは「気が利く人」だからできる仕事ではありません。
高度な判断力と、人間理解がなければ務まりません。
それでも多くの看護師は、自分のこの役割を「当たり前」として処理してしまいます。
しかし、それは当たり前ではありません。
極めて高度で、知的な仕事です。
3.患者・利用者の「心の支え」になるという責任
看護師が最も誤解されやすい役割。
それが「心の支え」です。
優しく声をかけることだけが、心の支えではありません。
むしろ多くの場合、何もできない現実を一緒に引き受けることが、看護師の役割です。
・治らない病気
・戻らない機能
・避けられない最期
これらに対して、看護師は嘘をつかない。
しかし、突き放しもしない。
希望を捏造せず、絶望を一人で背負わせない。
この極めて難しいバランスの上に、看護は成り立っています。
だから、看護師は疲れるのです。
技術だけでなく、人生に触れ続けるからです。
4.なぜ、こんなにも苦しいのに続けてしまうのか
多くの看護師が一度は思います。
「なぜ、ここまでしんどいのに辞められないのか」
答えは単純ではありません。
しかし一つ言えるのは、この仕事が人の人生に深く関与する仕事だからです。
看護師は、
人の「最も弱い瞬間」に立ち会います。
その瞬間に、
逃げずに、見捨てずに、そばにいる。
それを選び続けている自分が、あなたです。
それは誇っていい。
声高に言わなくていい。
ただ、あなた自身が知っていればいい。
是非看護師として、勤務されていることに
誇りと生きがいを感じてください。
5.看護師を頑張っているあなたへ
もし今、
「自分は何の役に立っているのかわからない」
「評価されていない気がする」
そう感じているなら、覚えていてほしいことがあります。
看護師の価値は、数値化されません。
目に見えません。
だからこそ、軽視されやすい。
しかし、
あなたがつないだ一言、
あなたが受け止めた沈黙、
あなたが立ち続けた現場は、
確実に誰かの人生の一部になっています。
看護師は「何でも屋」ではありません。
人と人の間に立ち続ける、極めて知的で、人間的な専門職です。
今日も現場に立っているあなたは、
すでに十分、頑張っています。
看護師として勤務されていて、
- 今しんどい
- 何が楽しくて働いているかわからない
- やめることも考えている
などを思われている方は
一度今回の記事から再度やりがいを見出すきっかけになればと思います。
皆様のこれからの活躍にも期待します。
ともに頑張っていきましょうね。
本日もありがとうございました。
お疲れ様でした~


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