はじめに
皆様お疲れ様です。
現役看護師のにっと~です。
突然ですが、看護師の皆様、夜勤明けはどのようにすごされていますか?
夜勤明け――。
あの独特の「ふわふわした感覚」を感じたことがある人も多いと思います。
体は動いているようで、頭はぼんやり。眠いのに寝られない。
そんな「どう過ごせばいいか分からない時間」を、皆さんはどうしていますか?
僕は新人のころ、夜勤明けの過ごし方が本当に下手でした。
返ってからそのまま寝てしまって昼夜逆転したり、逆に頑張って起き続けて翌日ぐったりしたり…。
でも、経験を重ねるうち「夜勤明けをどう過ごすかで、次の勤務のパフォーマンスが決まる」ということに気づきました。
今日は、看護師のリアルな体験を交えながら、夜勤明けを快適に過ごすコツをご紹介します。
- 「夜勤明けにどのように過ごしたらいいかわからない」
- 「いつも夜勤明けはしんどい」
などの方に是非見ていただけると幸いです。
またストレスのことや、解消方法については、
元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜食事、睡眠編〜
精神科看護師が解説!アンガーマネジメント〜怒りと上手につきあう方法〜
こちらにも記載していますので、よければ見てくださいね。

夜勤明けの体は“時差ボケ状態”
夜勤後の体は、実は「時差ボケ」と同じ状態です。
体内時計が昼夜逆転し、脳は覚醒モード、でも体は疲労でいっぱい。
つまり、眠いのに眠れないのは当たり前。
僕も最初は「自分だけ寝つけない」と悩んでいましたが、
医学的に見ても、夜勤明けの睡眠リズムは不安定になるのが自然なんです。
看護師として、夜勤中は常に気を張って働いています。
患者さんの容態変化、ナースコール、投薬チェック…。
アドレナリンが出続けているので、勤務後もすぐにはオフモードになれません。
だからこそ、夜勤明けは「無理に寝よう」とするよりも、
「休むための準備をしてから眠る」のがポイントです。
すぐ寝ない。まず「リセット時間」をつくる
夜勤を終えたら、まずは「おつかれさま、自分」と一息。
僕は病院を出てすぐに車に乗り込んで、ゆっくり深呼吸する時間を作っています。
この「リセット時間」を5〜10分でも取ると、
体と心が「仕事モード」から「休息モード」に切り替わります。
また帰宅したらすぐにシャワーを浴びるようにしています。
お湯の温度は38〜39℃のぬるめがおすすめ。
熱いお湯だと交感神経が刺激され、目が覚めてしまうので注意です。
入浴後はストレッチをするようにしています。
リラックスができ、かつ疲労の軽減につながります。
ちなみに僕はストレッチでストレッチポールやマットで使用しています。
よかったら一度みてみてくださいね。
寝る前に「軽く食べる」ことも大切
夜勤後すぐ寝ると、空腹で途中で目が覚めてしまうことがあります。
かといってガッツリ食べると胃が活発になり、眠りが浅くなる。
軽食なら胃にも優しく、血糖値の乱高下も起こりにくいです。
「寝るための栄養補給」と思って、軽く食べるくらいがちょうどいいですね。
理想の睡眠は「3時間+仮眠」
夜勤明けに「たっぷり寝よう」と思っても、なかなか続きません。
人によっては昼過ぎに目が覚めて、夜眠れなくなることも。
そんな時におすすめなのが、「3時間+仮眠」スタイルです。
- 帰宅後すぐ3時間、がっつり寝る
- 午後は軽めに過ごす
- 夕方〜夜に30分程度の仮眠
これなら夜も自然と眠くなり、翌日の生活リズムが整いやすくなります。
私もこの方法に変えてから、「夜勤→休み→日勤」の流れがかなりラクになりました。
夜勤明けこそ「ご褒美タイム」を
夜勤明けの「ぼんやりした時間」を、ただ寝るだけで終わらせるのはもったいない。
疲れた体を癒やす「ご褒美タイム」にしてみましょう。
例えば、私は夜勤明けに家へ帰ってから自分の好きなもの少しといいビールを飲みます。
ちびちびのみながら
ぼーっと音楽を聴いたり、少しYouTubeを見たり…。
「今日も乗り切ったなぁ」と自分を褒める時間です。
他にも――
- マッサージや温泉に行く
- 友人とランチに行く
- ゴルフの打ちっぱなしへ行く
こうした「癒やしルーティン」があると、夜勤も頑張れるようになります。
特に連続夜勤のときほど、自分を甘やかすことが大切です。
やってはいけない夜勤明けの過ごし方
一方で、体を余計に疲れさせてしまうNG習慣もあります。
夜勤明けにやりがちなNG行動
- 帰宅してすぐベッドに倒れ込む(→睡眠の質が下がる)
- カフェインを摂りすぎる(→寝つきが悪くなる)
- SNSやスマホを長時間見る(→脳が興奮して休めない)
- 頑張って起き続けようとする(→夜眠れず生活リズムが崩壊)
「寝る」にも準備が必要です。
夜勤明けは戦う時間ではなく、整える時間。
「どう休むか」を意識するだけで、体調が驚くほど変わります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は「看護師のリアル」夜勤明けルーティン。疲れを残さない過ごし方とは?というテーマでお話させていただきました。
夜勤は、看護師という仕事のなかでも特に体に負担がかかる勤務。
でも、夜勤明けの過ごし方を工夫することで、疲れを最小限にできます。
- リセット時間をとる
- 軽食をとってから寝る
- 3時間+仮眠リズム
- ご褒美タイムでリフレッシュ
これを意識するだけで、心と体のバランスが整い、
「夜勤がつらい」から「夜勤も乗り越えられる」に変わります。
夜勤は、看護師としての成長を支える大切な経験。
だからこそ、「頑張る時間」と「休む時間」のどちらも大切にしていきたいですね。
「夜勤明けを制する者は、看護師ライフを制す」
是非上記をご参考にしてみてくださいね。
ただ、根本的に夜勤がしんどいと感じている人もいると思います。
是非そんな方は「転職」も一度ご検討いただけたらと思います。
- 「日勤のみ」
- 「月40万円以上」
- 「年間休日120日以上」
などの求人もあります。
- 転職サイトで転職先を探す
上記の転職エージェントならきっとあなたに合った転職先を見つけてくれると思います。
また、転職エージェントは複数登録して、いろいろ吟味するのがいいと思います。
是非「今の環境はしんどい」と感じている方は一度検討してみてください。
本日もありがとうございました。
ではお疲れ様でした~
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