はじめに
皆様お疲れ様です。
現役看護師のにっと~です。
突然ですが、看護師という仕事は、毎日がプレッシャーの連続だと感じています。
患者さんの命を預かり、医師や他職種との連携、家族対応…。
一瞬の判断ミスが大きな影響を与えることもあります。
そんな環境のなかで、「ストレスがゼロの人」なんていません。
でも、不思議と「ストレスをためにくい人」って存在しますよね。
同じ出来事があっても、
- 「もう無理!」と落ち込む人
- 「まぁ、なんとかなるか」と切り替えられる人
この差はどこから生まれるのでしょうか?
今回は、看護師として多くの同僚や患者さんを見てきた経験から、
ストレスをためない人の特徴と習慣をわかりやすく解説します。
- 看護師として勤務していて、現状苦しい
- もうやめようか悩んでいる
などの人には是非一度見てもらえると幸いです。
またストレスのことや、解消方法については、
元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜食事、睡眠編〜
精神科看護師が解説!アンガーマネジメント〜怒りと上手につきあう方法〜
こちらにも記載していますので、よければ見てくださいね。

ストレスを「なくす」より、「流す」
ストレスをためない人は、まず「ストレスはなくならない」と理解しています。
つまり、「戦う」より「付き合うのが上手」なんだと思っています。
僕も新人のころは、「嫌なことを感じたらダメ」と思い込んでいました。
患者様から傷つくようなことを言われた時には「僕はダメな人なんや」と落ち込み、常々そのことばかりを考えていました。
でも、そうすると悪循環に陥り、余計にストレスが大きくなってしまう。
そうした悪循環のスパイラルに陥っていました。
ただふとした時に、「振り返る、反省することは大事だけど、それをポジティブな方向へ自身で昇華できないことには余計によくないのではないか」と思いました。
それからはもちろん振り返りや反省はしますが、自分を客観視し、事実のみに目を向けるように意識をしています。
加えて、
- 「あ、今ちょっとイライラしてるな」
- 「疲れてるから余裕がないだけだな」
と、「ストレスも客観視」するようにしています。
これだけで感情が落ち着きやすくなります。
心理学ではこれを「メタ認知」といいます。
感情に飲み込まれず、「自分を見ているもう一人の自分」を意識する。
ストレスをためない人は、自然とこの視点を持っています。
完璧を求めすぎない「ほどよいあきらめ力」
看護師の世界では、「ミスできない」という意識が強くなりがちです。
もちろん安全第一は大切ですが、
「完璧を目指すこと」がストレスの温床になることもあります。
ストレスをためない人ほど、
- 「できる範囲でベストを尽くす」
- 「人はミスをする生き物」
という「現実的なゆるさ」を持っています。
たとえば、先輩に注意されたときも、
「自分はダメだ」と責めるより、
「次はこうしよう」と前向きに捉えます。
この「反省と自己否定を分ける力」がある人ほど、長く現場で活躍できる印象があります。
ストレスを和らげる「小さなルーティン」を持っている
ストレスをためない人は、自分を癒やすルーティンを持っています。
たとえば――
- 夜勤明けは車の中で一息つき、目を閉じる
- 仕事帰りにドライブしながら風景を見る
- 入浴後にストレッチをする
- 寝る前になにも考えない時間を作る
こうした自身の調子を整えるルーティンが、心のバランスを整えてくれます。
僕も以前は、帰宅しても仕事のことばかり考えていました。
- 「あの時の状況判断はよかったかな」
- 「今日は先生から怒られたな。しんどいな」
- 「もっとこの処置は早くできるようにしないと」
などなど…
でも、「看護師の自分」と「ひとりの自分」を切り替える時間を意識して作るようにしたら、
驚くほど気持ちが軽くなりました。
日々のルーティンが自分を「ひとりの自分」に戻し、気持ちの切り替えができるようになりました。
ちなみに僕はストレッチでストレッチポールやマットで使用しています。
よかったら一度みてみてくださいね。
感情を言葉にできる人ほどストレスに強い
ストレスをためない人は、自分の気持ちを言語化するのが上手です。
「しんどい」「悲しい」「イラッとした」――
こうした感情を言葉にすることで、心の中で整理されていきます。
僕はなにかしんどいことが重なってきて、気持ちが切り替えれなくなった時には
ノートに今の気持ちすべてを書き込んで、客観視できるようにしています。
書き方は自由で乱雑でも、適当な配置でもなんでも大丈夫です。
書き込んでみて、一度ノートを見てみると自身の感情が客観視でき、頭の中がスッキリします。
感情を“書く”ことは、心理療法の一種でもあります。
言葉にすることで、心の負担が客観的に見えてくるんです。
ここで僕が意識しているのは、「他の人に見せないこと」です。
人に見られてしまうと今の感情を見られるのに加えて、比較されるなどの可能性もあります。
そのため僕はSNSにはそれらの感情は書かないようにしています。
いろんな方法があっていいとは思いますが、一度参考にしてみてください。
人に頼れる人は、実は強い
ストレスをためない人の共通点として、
「助けを求めるのが上手」という特徴があります。
「迷惑をかけたくない」「自分で何とかしなきゃ」と思う人ほど、ストレスを抱え込みやすい傾向があります。
でも、長く看護の現場にいると気づきます。
人に頼ることは、弱さではなく「チーム力」の一部だということに。
たとえば、業務が立て込んでいるときに「あとでフォローお願い」と言える人ほど、結果的にミスも少なく、職場全体がスムーズに回ります。
「頼れる力」=「自分を大切にできる力」。
これは、ストレスケアにも通じる看護の大切な姿勢だと思います。
体を整える=心を整える
ストレスケアというと「メンタル」の話に偏りがちですが、
実は体調の安定が心の安定をつくるのです。
ストレスをためない人ほど、
- 睡眠を削らない
- 栄養をしっかりとる
- 適度に運動する
- 水分を意識して飲む
こうした基本を大切にしています。
特に水分補給は軽視されがちですが、
脱水状態になると集中力が低下し、イライラしやすくなります。
おすすめ
・飲むシリカ
仕事の合間や夜勤中でも、こまめな水分補給を意識するだけで、疲れの感じ方が変わります。
また飲むシリカは
- 美容面のケア
- 健康面の維持
- スッキリした毎日が送れる
- エイジングケア※(※年齢に応じたケア)ができる
などの効果もあるといわれています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はストレスをためない人の特徴とは?看護師が実践する「心が折れにくい習慣」というテーマでお話させていただきました。
ストレスをゼロにすることはできません。
でも、ストレスとうまく付き合うことはできます。
ストレスをためない人の共通点は、
- 自分を客観視できる
- 完璧を求めすぎない
- 小さなルーティンを持つ
- 感情を言葉にする
- 人に頼れる
- 体調を整える
どれも特別なことではありません。
ただ、「自分を大切に扱う」ことを習慣にしているだけなんです。
看護師という仕事は、人を支える仕事。
だからこそ、まず自分自身を支えることが何より大切。
ストレスを味方につけて、心地よく働ける看護ライフを築いていきましょうね。
では本日もありがとうございました。
お疲れ様でした~
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