看護師が語る「仕事とプライベートのバランス」無理をしない働き方とは?

看護師としてのワークライフバランスが必要ということを示したおイメージ 医療のあれこれ

はじめに

皆様お疲れ様です。

現役看護師のにっと~です。

突然ですが、「最近、仕事のことばかり考えているな」と感じたことはありませんか?

僕自身もかつて、気づけば休みの日まで患者様やご利用者様、仕事のことを考えてしまうタイプでした。

  • もう少し早く対応できたんじゃないか
  • あの対応は正しかったのか
  • もっといいようにできた方がよかったんじゃないか

――そんなふうに、頭の中が常に“仕事モード”。

でも、ある日ふと気づいたんです。

仕事のための自分」になってしまっているなと。

看護師としての責任感は大切。けれど、僕たちにも「ひとりの人間」としての時間があります。

今日は、そんな看護師の「働きすぎ問題」と、「無理をしないバランスの取り方」についてお話ししたいと思います。

  • 仕事がしんどい
  • 家でも仕事のことを考えてしまう
  • 働き方について深く考えたい

などの方は是非最後までみてくださいね~

ストレスのことや、解消方法については、

ストレスとは?心と体に与える影響を看護視点で解説

看護師が実践する!現場でできるストレス緩和法

元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜食事、睡眠編〜

元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜日常生活編〜

精神科看護師が解説!アンガーマネジメント〜怒りと上手につきあう方法〜

こちらにも記載していますので、よければ見てくださいね。

看護七してのワークライフバランスが大事であるということを示したイメージ

看護師は“働きすぎる職業”

看護師という仕事は、どうしても「自分を後回し」にしがちな職業だと思います。

夜勤や休日出勤・急な呼び出し等など。

どうしても仕事に頭がまわってしまいますよね。

人の命を預かる以上、責任感も強く、気が抜けない日々が続きます。

僕も新人のころは、「自分が頑張らないと患者様に迷惑がかかる」と思っていました。

だから残業が続いても、夜勤明けで眠くても、頑張ることが「正義」だと信じていたんです。

でも、ある日動悸がしました。

その状態がずっと続き、疲れがなかなかとれなくなったんです。

結果甲状腺に異常があり、勤務以外で病院に行くことが増えました。

その兼ね合いで体調を崩して休んだときもしばしばありました。

そんな最中に当時の先輩が言ってくれました。

「〇〇君が倒れたら、患者さんも困るよ」

その言葉でハッとしました。

自分を大切にすること」もまた、看護の一部なんだ と。

それから少しずつ、「仕事を頑張る=自分を削ること」ではない働き方を意識するようになりました。

バランスを崩したときのサイン

看護師として長く働いていると、体や心が教えてくれる“サイン”があります。

例えば――

  • 夜眠れなくなる
  • 仕事のことばかり考えてリラックスできない
  • 何をしても楽しく感じない

僕も一時期、休みの日に出かけても心から楽しめない時期がありました。

「せっかくの休日なのに疲れが取れない」「また明日から仕事か…」と感じてしまう。

それは、心が少し悲鳴を上げていた証拠でした。

そんなとき大切なのは、「自分の心の声を無視しないこと」。

小さな違和感を放っておくと、いずれ大きなストレスや燃え尽き、体調不良に繋がります。

患者さんの変化にはすぐ気づけるのに、自分の変化には鈍感になりがち。

看護師こそ、自分を観察する力が必要だと思います。

プライベートを大事にする小さな習慣

バランスを取るコツは、「大きく変えようとしないこと」だと思います。

僕は以下の3つを実践しています。

  1. 朝の5分だけ、なにも考えずボーっとする時間を作る
  2. 休みの日はスケジュールを詰め込みすぎない
  3. 夜はお風呂のあとにストレッチをする

たったこれだけですが、気持ちがリセットされます。

「時間の長さ」よりも「心の余白」を作ることが、バランスを整える第一歩です。

看護師は「人の時間」を大切にする職業だからこそ、自分の時間を犠牲にしがちだと思います。

でも、自分が整っていないと、人に優しくする余裕も持てません。

バランスとは、時間の量ではなく、心の余白。

そう思えるようになってから、仕事にも笑顔で向き合えるようになりました。

仕事とプライベートがつながる瞬間

意外に思うかもしれませんが、プライベートの充実は仕事にも良い影響を与えると考えています。

例えば僕は、休日に車でドライブをしながらニュースや興味のあるテレビを見る時間が好きです。

運転しながらながら

  • あの人に次はこうしてみようかな
  • この仕組みをこうすればもっとみんなが働きやすくなるんじゃないか

とふとアイデアが浮かぶこともあります。

また僕の趣味のゴルフなども、訪問看護の場での話題提供や、それをきっかけにニーズが引き出せたりなどもあります。

自分が楽しんでいることが、そのまま仕事に活かせる。

それが、看護師という職業の面白さでもあると思います。

完璧なバランスはなくていい

仕事もプライベートも、どちらも大切ですよね。

でも、どちらかを犠牲にしてもう片方を守る必要はないと思うんです。

完璧なバランスを取るのではなく、

その日その時にできる最善」を積み重ねていけば十分だと思います。

看護師のキャリアは長い道のりです。

だからこそ、自分を追い込みすぎず、

「今日もよくやった」と言える毎日を積み重ねていきたいですね。

あなたの「ちょうどいい働き方」は、どんな形ですか?

もし今の働き方での負担が大きいなら、

上記のような転職エージェントもご活用ください。

親身になってお話を聞いてもらえるため、きっと自分に合った職場が見つかると思います。

「ワークライフバランス」を考えられる、自分を労われる場所を是非探してくださいね。

転職の記事に関しては

訪問看護への転職を考えられている方必見!転職時に気をつけるべきポイントについて解説!

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などもありますので、興味があれば是非そちらも見てください。

では本日もありがとうございました。

お疲れ様でした~

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

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