訪問看護への転職を考えられている方必見!転職時に気をつけるべきポイントについて解説!

にっと~の小言

皆様お疲れ様です。

現役看護師のにっと〜です。

昨今訪問看護ステーションへの転職希望の方が増えてきている印象があります。

地域でも訪問看護ステーションは求められており、今や数多くの訪問看護事業所ができています。

ただ、数が多すぎて「どの訪問看護ステーションがいいのかわからない」という方はいらっしゃいませんか?

今回はそのような方々のために、「訪問看護ステーションへの転職でどのような点に気をつけるべきか」を解説させていただけたらと思います。

  • これから訪問看護ステーションへの転職を検討している方
  • 興味があり、情報収集をされている方
  • いろいろな転職先から吟味したい方

など是非みてください。

また、僕が経験してきた勤務地でのメリット、デメリットをまとめた記事として、

転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のメリットについて

転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のデメリットについて

転職を考えられている方必見!訪問看護での看護師勤務のメリット

転職を考えられている方必見!訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリット

訪問看護への転職を希望する方必見!訪問看護での必須物品4選!

転職を考えられている方必見!デイサービスでの看護師勤務についてのメリット、デメリット

もありますので、そちらも情報収集がてら、よければみてください。

また情報収集として、転職サイトも便利ですよ。

【ジョブソエル】

給料と訪問件数のバランス

訪問看護は「一訪問◯◯円」の単価で動いています。

病院のように入院日数や短期で退院すると加算がつくなどの仕組みではなく、訪問看護では「一回の訪問でその時間に応じた費用が国とご利用者様より支払われる」という流れをとります。

厳密に言えばいろんな加算などがあるのですが、今回はそちらは割愛します。

訪問看護はいっても一つのビジネスのため、売上より従業員の給料が支払われます。

そのため、管理者やその社長は売上を重視する必要があります。

訪問看護での月の売上は、単純に「一訪問の単価×月の訪問回数」となります。

厳密にはそこに細かな加算やどの保険を使うかで多少かわりますが、それらが月の売上になるというイメージです。

よく訪問看護ステーションの求人で

月40万円以上」「日勤のみ」みたいな求人があります。

基本会社などでは、「月給の3倍の利益を上げる必要がある」とされています。

そこにあてがうと、1人で約120万円売上をだす必要があると言えます。

保険や加算、減算によって料金は異なりますが、仮に一訪問30分を5.000円と仮定した場合、

120万円(出すべき売上)÷5.000円(一訪問30分)=240件(月の訪問件数)

となります。

月に20日勤務と仮定すると、

240件(月の訪問件数)÷20日(月の勤務)=12件(一日の訪問件数)

となります。

保険や加算、減算によって増減はあると思いますが、1日12件回るのは極めて困難です。

一回30分の訪問で考えて、次の訪問の移動などもあります。

上記からかなり多忙なスケジュールとなる可能性があります。

または、夜間帯に訪問すると加算がついたりもあるため、場所によっては「日勤のみでない」可能性もあったりします。

給料が高い設定をされている場合、上記のようにかなりの訪問件数を回る必要性があったり、夜間にも訪問を回る可能性があります。

転職をお考えの際には、

  • 月給
  • 1日の訪問件数
  • 訪問の範囲
  • 勤務時間、稼働時間帯

なども確認されることをおすすめします。

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なら訪問看護での給料や訪問件数なども加味した条件提示もしてくれますよ。

インセンティブ

上記でもお話ししましたが、訪問看護は「一訪問◯◯円」という単価で勤務しています。

そのため件数をいけば行くほど売上があがります。

訪問看護ステーションの中には、「仮定している訪問件数以上の訪問を回ったスタッフには別途手当を支給する」などの対応をとっているところもあります。

給料が上がることはいいことだと思うのですが、長期的にみると負担がかかることも考えられます。

それらをご紹介します。

給料の増減がある

インセンティブがあることで、給料が高くはなりますが、訪問に行けない際には給料が下がり、ムラが出てくる可能性があります。

今は訪問に行けていても、ステーション内のご利用者様が様々な事情によって、訪問できないとなれば、給料が下がります。

生活水準をインセンティブが多い時の状態となっていれば、生活が難しくなります。

またその年に給料が高いと、来年度の税金が高くなったりも考えられます。

税金が高く、かつ訪問でのインセンティブがない月など目も当てられない可能性もあります。

ワークライフバランスが崩れる

いわば残業代の代わりにインセンティブとして一件いくらと設定しているところも多いです。

そのため、残業で訪問を回るとその分給料が増えます。

残業が増えることで、当たり前ですが家族や家、自分の余暇時間が少なくなります。

もし家庭をお持ちの方なら、家事や家の行事にも支障をきたす可能性もあり、家庭内トラブルにも発展するかもしれません。

看護の質が落ちる可能性がある

一訪問でのインセンティブでは看護の質が落ちる可能性があります。

訪問にいく」ことが目的となり、本来したかった看護がおろそかになる可能性も考えられます。

インセンティブ制度はいいように見えますが、上記のような落とし穴が裏にはあります。

僕が勤めている訪問看護ステーションで上記のようなインセンティブ制度が導入されていましたが、実体験として上記のようなデメリットもありました。

十分によく考えて、勤務してもらえたらなと思います。

緊急コール

僕自身は、訪問看護ステーションで一番負荷が高いのではないかなと思っているのが緊急コールです。

ステーションによっては、緊急コールの加算を算定していなかったり、業務委託で対応しているところもありますが、現在だいたいのステーションが緊急コールでの対応があると思います。

緊急コールの詳細は

転職を考えられている方必見!訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリット

でも書いていますので、そちらもみてくださいね。

緊急コールを持っている日はいつでも出動できるように待機しておく必要があります。

もちろんですが、緊急コール当番の時にはお酒なども飲めません。

家でゆっくりできる時間のはずが、頭は仕事モードになったりもします。

これは人にもよるかもしれませんが、僕は緊急コール当番の日はあまりゆっくり眠れません。

また、深夜に緊急コールで出動、対応後にそのまま日勤の時間になってあまり眠れていないなどの可能性も考えられます。

ステーションによりますが、場所によっては半休や有給などの対応をとっているところもあります。

僕が勤めている訪問看護ステーションでは、状況にもよりますが、緊急対応後は半休などの対応も可能です。

また、緊急コールでの出動の際、自家用車で訪問する場合もあるかもしれません。

自家用車での訪問の場合、事故などで会社保証にならない可能性もあります。

転職をご検討の際には

  • 緊急コールはあるか
  • 出動後に勤務の際にはどのような体制になっているか
  • 緊急コールでの出動方法、自家用車での場合の保険の有無

などについて確認することをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「訪問看護への転職を考えられている方必見!転職時に気をつけるべきポイントについて解説!」というテーマでお話しさせていただきました。

訪問看護ステーションでもいろいろなところがありますが、

  • 給料と訪問件数のバランス
  • インセンティブの有無
  • 緊急コールの有無、出動方法

などはご確認いただいて、転職もご検討される方がいいんじゃないかなと思います。

一歩を踏み出したいと思ったら、

まで是非一度ご相談してみてくださいね。

皆様がよりよい企業で自分らしく働けることをお祈りしております。

では本日もありがとうございました。

お疲れ様でした〜

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