皆様お疲れ様です。
現役看護師のにっと〜です。
以前の記事で、転職や職場を検討されている方向けに「精神科看護師でのメリット、デメリット」、「訪問看護ステーションでのメリット、デメリット」について、ご紹介させていただきました。
精神科での看護師勤務については、
転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のメリットについて
転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のデメリットについて
訪問看護ステーションでの看護師勤務については、
転職を考えられている方必見!訪問看護での看護師勤務のメリット
転職を考えられている方必見!訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリット
こちらをご覧いただけますと幸いです。
さて、今回は「デイサービスでの看護師勤務について」お話させていただければと思います。
僕自身、経験のために派遣やバイトでデイサービスで働いていたことがあります。
その経験からデイサービスでのメリット、デメリットについてお話させていただければなと思います。
ただ、デイサービスも一概に同じ業務ではないとは思いますので、あくまで参考程度に思ってもらえたら幸いです。
- これから転職を考えられている人
- バイトや派遣での勤務を考えられている人
など、是非見てもらえると幸いです。
是非最後までみてくださいね~

デイサービスの基礎知識
まず、簡単にデイサービスってなに?というところからお話させていただきます。
デイサービスは介護保険のサービスで、ご利用者様が施設に集まり、食事や入浴、排泄のケア、その他リハビリ、他者との交流を図るなどの目的で利用される介護施設と言えます。
送迎はデイサービスのスタッフが行い、施設に到着後は看護師などがバイタルサイン測定を行います。
その後は入浴や食事、排泄のケアなどを受けられ、加えて各自がしたいレクリエーション、他者との交流などの場としての機能があります。
メリット
看護師にかかる負担が少ない
デイサービスによるとは思いますが、介護度の軽い方も多く利用されています。
看護師が行う業務としては、
- バイタルサイン測定
- 軟膏塗布などの処置
- インスリンなどの注射
- 連絡ノートへの記載
があがります。
時には経管栄養の方の注入なども業務としてあがってはきますが、ルーチン化された業務が多いため、負担は少ないように思います。
また、時折デイサービススタッフより「入浴は可能か」などの相談はありますが、元々マニュアルで入浴可能な基準が設定されていることが多いため、自分の判断で責任を問われるみたいなことはほとんどないのではないかなと思います。
経験が少ない、自信がないなどの人も安心して働ける
経験が少なく、自信がない方でも適宜デイサービススタッフがフォローしてくれます。
また業務については、基本単調なものが多いため、勘を取り戻すにはもってこいかなとも感じています。
経験が少ない方や、長い間勤務していない方などにも安心かなと思います。
在宅で過ごされている方のことがわかる
これは今後訪問看護ステーションや在宅での勤務を考えられている方にはメリットかなと思います。
在宅の関係機関のことを把握する場としては、すごくいい環境と思います。
在宅で連携必要な関係機関のことや、急変時の対応方法、ご家族様との調整などなど、学びは多くあると思います。
僕自身、派遣でよくデイサービスへ行っていましたが、今実際に訪問看護ステーションで働く上で、つながる部分が多くありました。
デイサービスのことを知っているだけで、どのようなことを依頼でき、連携できるかなどもわかるようになると思います。
これから訪問看護ステーションへの転職を考えている方や、在宅での看護師勤務を検討されている方などは派遣でもスポットで勤務することをおすすめします。
デメリット
業務が単調
よくも悪くもではあると思いますが、業務が基本単調と言えます。
ご利用者様が来られたら、
- 出席をとる
- 順次バイタルを測定
- バイタルより入浴が可能かの判断を行う
- 順次デイサービススタッフが入浴対応を行い、軟膏などの塗布を看護師が行う
- お昼にはインスリンなどの皮下注射などの医療処置、昼食で経管栄養での注入
- 午後からは連絡ノートにデイサービスでの様子をデイサービススタッフと一緒に記載
- 時間になればご利用者様が帰宅され、業務が終了
などの流れをたどります。
基本同じ業務の繰り返しとなります。
業務になれるのは早いと思いますが、少し単調で物足りない感じがするかもしれません。
やりがいを持って働きたいという方には、少し刺激が少ないかもしれないなと思い、デメリットとしてあげさせてもらいました。
急変時の対応に不安が生じる
基本デイサービスで勤務する看護師は1名のところが多いです。
特に何事もなければいいですが、時にはご利用者様が状態急変されることもあります。
その際、看護師は自分1人のため、的確に指示を出す必要があります。
ただ、デイサービスによっては情報が少なかったりとアセスメントの材料が少ない場面もしばしばあります。
その場合に状態観察でいいのか、救急搬送をする必要があるのかなど判断に迷うこともあります。
デイサービスによっては、明確に急変時対応のマニュアルが設定されているところもありますが、そうでない場合には、迷われることもあります。
デイサービスでの勤務を考えられている方は、一度急変時のマニュアルがあるのか、急変時の対応事例なども確認されることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「デイサービスでの看護師勤務についてのメリット、デメリット」についてお話しさせていただきました。
メリットとして、
- 看護師にかかる負担が少ない
- 経験が少ない、自信がないなどの人も安心して働ける
- 在宅で過ごされている方のことがわかる
などがあがります。
デメリットとしては、
- 業務が単調
- 急変時の対応に不安が生じる
などがあがります。
僕の肌感ではあるため、一概には言えませんが、上記のような特性があるのがデイサービスかなと思っています。
ただ、経験することはすごくいいことですし、派遣やバイトなどがもし可能なら一度働いてみて、肌で感じることはすごくいいと思います。
その際は是非上記も参考にしてもらいながら勤務してもらえたらなと思います。
では本日もありがとうございました。
お疲れ様でした〜


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