転職を考えられている方必見!訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリット

にっと~の小言

皆様お疲れ様です。

現役看護師のにっと〜です。

以前の記事で、精神科看護師でのメリット、デメリットをご紹介させていただきました。

精神科での看護師勤務については、

転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のメリットについて

転職を考えられている方必見!精神科での看護師勤務のデメリットについて

こちらをご覧いただけますと幸いです。

今回は訪問看護ステーションでの勤務を考えている人、就職を予定している人へ、訪問看護ステーションでの看護師勤務についてお話させていただければと思います。

前回メリットのお話をさせていただきました。

転職を考えられている方必見!訪問看護での看護師勤務のメリット

詳細はこちらもご覧ください。

さて、今回は訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリットについての部分をお話させていただければと思います。

いいものを知るには、悪いところも知ることが大事と思います。

是非今回のお話を聞いていただき、今後の就職や転職の参考にしていただけると幸いです。

では最後まで見てくださいね〜。

人の家に上がって看護をする

時々聞くのが「人の家にあがるのがちょっと、、」という声です。

少し人の家にあがることに抵抗を感じる方はいらっしゃると思います。

家によっては、

  • 物が散乱している
  • 虫がいる
  • 臭いがある

など、いろいろあります。

そのような方でも依頼があれば介入する必要もあります。

また、勝手に片付けたり、環境を整えるなどもご本人様のご意向によるところも大きく関係するため、看護師が介入しやすくするためという理由だけではできないケースがあります。

勝手に片付けたりすることで、物取られ妄想に発展したり、ご本人様の生活の弊害にもなる可能性があるため、ご本人様の同意なしには対応できません。

上記などの抵抗が強い方には少し難しい環境かもしれません。

緊急コール

訪問看護ステーションで勤務する上で、一番といっていいハードルは「緊急コール」ではないかなと思います。

訪問看護では、在宅の方を対象に看護を行います。

もちろんですが、在宅には専門知識をもった医療従事者や介護者が常にいるわけではありません。

そのため、緊急コールという体制をしいて、緊急時の対応を行います。

具体的には

  1. 業務終了後に緊急時の連絡用の携帯などを家に持ち帰り、待機。
  2. 有事の際には連絡が入り、電話対応、状況に応じて出動する

などの体制のことです。

緊急時の状況判断や対応など、責任が重くのしかかります。

僕自身訪問看護ステーションに入職し、初めて緊急コールを持った日は「電話かかってきたらどう対応しよう?」など緊張し、あまり眠れませんでした。

今だに緊急コールを持つ日は少し緊張しますし、家に帰ってもどこか頭が仕事モードになったりしています。

ただ、国も緊急コールの負担を鑑みて、少し法律が変わり、緊急コールの翌日など業務負荷を抑えるよう調整できる体制作りを推進しています。

参考資料は下記にまとめていますので、もしご興味があれば厚生労働省のホームページも確認してみてくださいね。

参考文書・公的リンク集

また、訪問看護ステーションによっては、緊急時の体制をとっていないところもあります。

転職をお考えなら、緊急コールはあるのか、その体制はどのようにしているのかなどの確認するといいかなと思います。

平日の休みを取れないところもある

訪問看護ステーションによっては、ご利用者様個々に担当を設定し、基本担当がその方の訪問対応を行うところもあります。

担当は基本自分のみが訪問に行くこととなると、他のスタッフはその方のことをほとんど知らない状態となっています。

その場合の担当制で自分のみしか訪問に行けないなどでは、その方の介入曜日の休みが取りにくい可能性があります。

ただ、多くのステーションでは、他のスタッフも介入できるよう引き継ぎを行ったりで対応し、その曜日の休みも確保できる体制を敷いているところがほとんどとは思います。

僕が働いている訪問看護ステーションでは、担当者は選任していますが、緊急コールの兼ね合いもあり、都度引き継ぎを行った上で、皆が介入できる体制を整えています。

ご利用者様には同意をもらうことは必要となりますが、勤務希望上でのハードルはありません。

転職を検討中の方は、

  • 完全担当制か
  • 自分が休んだ際の対応の方法

などは確認することをおすすめします。

車の運転が必要

主に訪問を回る際には会社の車などを用いて訪問へ行きます。

ご利用者のご自宅に向かうため、場所によっては道がかなり狭かったり、マップに出ないところなどもあります。

田んぼの上に車一台分の道があり、そこをバックして駐車する必要のある家に伺った際には、田んぼに車をはめそうになりました。笑

また自分の車ではなく、会社の車で訪問しており、バックモニターもついていないため、かなりヒヤヒヤしたのをおぼえています。

特に田舎の方では車での訪問は必須かなと思います。

市内など都心の方の訪問看護ステーションによっては、自転車で訪問を回っているところもあります。

もし、訪問看護ステーションへの転職を考えられている方で

  • 車の運転が不安
  • 道が覚えられない、不安

などがあれば、転職を考えているステーションに、訪問の方法や代替案はあるのかなどについて聞いてみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「訪問看護ステーションでの看護師勤務のデメリット」というテーマでお話させていただきました。

デメリットとして大きく、

  • 人の家に上がって看護をする
  • 緊急コール
  • 平日の休みを取れないところもある
  • 車の運転が必要

などがあると思います。

ただ、僕自身としては上記のデメリットを差し引いても、訪問看護ステーションでの勤務はいいなと常々思っています。

是非転職をお考えの方は上記も参考にしていただき、自分に合った訪問看護ステーションを見つけていただけたらなと思います。

皆様がやりがいを持って働けることをお祈りしております。

では本日もありがとうございました。

お疲れ様でした〜

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