現役看護師が伝授!新人看護師の過ごし方 ~マインドについて~

看護学校のあれこれ

皆様お疲れ様です。

現役看護師のにっと〜です。

突然ですが、看護師に限らず、医療職って特殊な世界で、やはり自分の技術、知識でその方の生命を脅かす可能性があります。

それに伴う責任は重く、ストレスがすごくかかってくる仕事と思います。

ストレスに関する記事として、

ストレスとは?心と体に与える影響を看護視点で解説

看護師が実践する!現場でできるストレス緩和法

元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜食事、睡眠編〜

元精神科看護師が伝授!ストレス対処法について〜日常生活編〜

などもありますので、もし興味があれば見てくださいね。

さて、僕自身看護師として勤務しており、もちろん新人時代もあります。

看護師1年目の人は戸惑うことが多くあると思いますし、いろいろしないといけないことが多く、大変と思います。

また言っても先輩、スタッフも人間なため、いろいろな性格、特性をお持ち方がいらっしゃいます。

業務部分や人間関係の構築など大変なことが多くあるでしょう。

ただ、僕自身新人、実地指導や実習指導を通して、このマインドがあると業務、人間関係もうまくいっていくと考えることがありますので、今回ご紹介させていただきます。

  • 看護師一年目ですが、なかなか職場の人とうまくいかない
  • どういう心持ちがいいのかわからない

など看護師1年目の方、これから看護師になる方は是非見てください。

また別の視点から

新人看護師必見!1年目の乗り越え方!

という記事もよければ見て下さいね。

環境に順応するには?

まず、仕事で大きなストレスとなるのは、個人的に「人間関係」だと思っています。

業務自体は繰り返し行っていれば慣れてきますし、技術も数をこなしていけば、いずれ上手になります。

患者様、ご利用者様が相手のため、最初はすごくストレスがかかると思いますが、初めは先輩やその他スタッフが一緒についてくれると思いますので、多少ストレスは緩和されると思います。

ただ、人間関係は一筋縄ではいかないなと感じており、環境にうまく順応するためには、「人間関係を整える必要がある」と考えています。

では、人間関係を整えるために必要と思っていることを3つご紹介させていただきます。

謙虚さ

謙虚さはすごく重要な部分だと思います。

病棟やステーションの先輩、その他スタッフは今まで紆余曲折ありながら、いろんな課題を乗り越えて、今の環境で働かれています。

そんな中、新人の方が入ってきて、謙虚さがなければどう思うでしょうか?

「一年目でなにいってるねん。」とあまりいい気はしないでしょう。

実例をご紹介します。

僕が病棟で勤務していた時です。

実地指導委員として勤務しており、新人の指導環境を整える側として、日々迷走していました。

看護師の方ならわかると思いますが、「プリセプター制度」という一般的な指導体制をとっていました。

簡単に言うと、新人に最低1人以上の選任された看護師がつき、マンツーマンで業務や手技などを教えるみたいな体制です。

僕が5年目の時に入ってきた新人が、なかなか環境に馴染めずにいました。

新人には、やや珍しく「自信過剰」な性格でした。

自信があることはすごくいいことと思いますが、そこに根拠が伴っておらず、極め付けにはその自信から、先輩の話にもあまり身を入れて聞かず、メモも取らないなどがあり、徐々に環境から孤立していきました。

また、先輩の助言を素直に受け入れないこともありました。

ただ新人の性格的にプライドが許さないのか、素直に受け入れようとしませんでした。

せっかく学びが目の前にあったのに、素直に受け入れられないことから、学びに加えて、その先輩との関係性にもヒビが入りました。

以降その方はあまり新人へ助言することは減り、関係性構築にも時間を要する形となってしまいました。

謙虚さを持ち、今までその環境で働かれてきた人たちをまずは尊敬し、自身に良いところを吸収しようとしている姿勢を見せることが大事と考えています。

全然ミスしても大丈夫です。

ミスを隠そうとしたり、人にミスをなすりつけるようなことは御法度です。

一気に見放されるでしょう。

いろんな先輩がいるとは思いますが、自分より先にその環境で勤務し、いろいろな患者様、ご利用者様の生命を守り、ニーズを叶えてきた存在です。

謙虚ひたむきに、尊敬の念を持って働いてください。

その心はきっと周りの人にも伝わります。

わからないことはわからないと周りのスタッフに聞いてみてください。

是非一度自分の胸に手を当てて、自分はその心を持てているかを考えてみてくださいね。

学ぶ姿勢がある

上記の「謙虚さ」にやや重なるところはあると思いますが、学ぼうとする姿勢はすごく大事です。

姿勢や心持ちは相手にも伝わります。

また、どれだけ言葉で繕っても、表情や行動が伴っていなければ、違和感を生じますし、あまりいい心象は与えません。

まずは先輩の行動を見て、技術を見て学ぼうと思うことが大事と思います。

姿勢や心持ちがあれば、きっとメモをしっかりとり、わからないことは聞こうとするはずです。

わからないことは当然あると思います。

まずは自分なりに考え、必要なことは学んだけどわからないと言う場合には、是非先輩を頼ってください。

「ここまではわかったけど、ここからがわからない」などと伝えると、きっと快く教えてくれると思いますよ。

「勉強の仕方がわからない」と言う方は、僕なりの勉強方法をまとめた記事がありますので、

勉強が苦手だった僕が学年トップ5になった勉強法

そちらも是非ご覧くださいね。

よく笑う

僕がすごく意識している部分で、大事なことではないかなと思っていることです。

ただ僕がゲラということもありますが。笑

人は暗い表情やしんどい顔をしているところにわざわざ寄っていこうとはしないのではないかなと思っています。

やはり楽しそうなところにはいきたいと思うのが、人間の心理と思います。

嘘笑いをしろと言うわけではなく、できるだけ穏やかに、人が一緒にいても和やかになれるような環境を作れるよう意識しています。

ただ、初めはすごく緊張しますし、表情もこわばると思います。

また指導を受けている中で笑うのも、環境にそぐわず、違和感があると思います。

指導を受けているタイミングなどでは、上記のように勉強の姿勢を示した上で、休憩時間などでは、和やかな環境作りを意識します。

自分の表情は自分ではわかりませんし、あまり意識したことがない人もいるかもしれません。

あまり環境に馴染めない、うまくいかないと感じてる方は、一度自分がどんな表情をしているかなと振り返ってみるものいいかなと思います。

もしかしたら、話題を振ってもらったとしても、表情がこわばっており、和やかな雰囲気を出せていないのかもしれません。

もちろん、笑うことが苦手や人と馴染むのが苦手な人方もいらっしゃると思います。

ただ、意識するのとしないのでは全然違うと思います。

一度「自分はどんな表情をしてたかな」と振り返ってみて、暗い表情してたや表情こわばってるなと感じた方は、意識して、和やかな環境を作れるようにしてみてください。

一つコツというか、関係を作るのが苦手な方は、自分の好きなことを話すのをしてもらえるといいんじゃないかなと思います。

もちろん、空気を読んだ上ですが、自分の好きなことなら楽しく和んだ空気で話せるのではないでしょうか?

人間関係で悩んでいる方は、一度試してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、「現役看護師が伝授!新人看護師の過ごし方 ~マインドについて~」というテーマでお話させていただきました。

僕自身、社会人になってから紆余曲折ありながらですが、上記を意識し、比較的人間関係はスムーズに行けております。

  • 謙虚さ
  • 学ぶ姿勢
  • よく笑う

是非人間関係や、これから社会人になっていくのに不安を感じている方、一度意識してもらえたらなと思います。

皆様が日々楽しく、やりがいをもって働けることをお祈りいたします。

では本日もありがとうございました。

ではお疲れ様でした~

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