皆様お疲れ様です。
現役男性看護師のにっと~です。
本日は「勉強が苦手だった僕が学年トップ5になった勉強法」というテーマでお話させていただければと思います。
もともと僕は勉強が大の苦手で、じっと座っているのも苦痛で、、みたいな学生でした。
ただ、ある時にふと視点が変わり、勉強が楽しくなった瞬間がありました。
それを基に勉強をすすめていくと、徐々に成績も伸びはじめ、最終は学年トップ5に入るほど学力が高まりました。
今回はそれらを実例をもちいてお伝えさせていただければと思います。
興味のある方はぜひ見ていってくださいね。

勉強が楽しくなった瞬間
まず、上記でもお伝えしましたが、僕は大の勉強嫌いでした。
高校生頃までは、食堂で何を食べようか、今からどこに遊びに行こうか、バイト行かないと、、等
どこにでもいる普通の学生で、勉強等ほとんどしていませんでした。
看護の専門学校入試前にも友人と遊び、結果として一浪も経験しています。笑
浪人中は大工をしながら、嫌々入試勉強をし、なんとか専門学校に入学しました。
それまではずっと勉強が嫌いでしたが、ある時に「意外と勉強も楽しいやん」と思った瞬間がありました。
看護学校1年生の時、循環器の授業の際です。
「心不全」といわれる症状があるのですが、学校の先生が授業時に黒板へ簡単な図を用いて説明をしてくれていました。
「右心不全は、、、」、「左心不全は、、、」、「やからこのような症状が出る」等を説明してくれていたのですが、その時すべてがつながった感じがしました。
今までは教科書などの「文字」をベースで考えており、あまりよく理解できませんでしたが、
「図でイメージをする」をすることで、スッと頭に入ってきました。
僕に足りなかったのは「想像力やったんや」とわかってからは、理解がスムーズになり、実際に成績も軒並み上昇、勉強が楽しくなりました。
実際の勉強方法
では実際にどのように勉強をしていたかをお話させていただきます。
方法はいたってシンプルで「想像する」ことです。
実際に例を用いてご説明させていただきます。
上記でお話した「心不全」という症状で説明します。
まず、心不全とはですが「心臓の働きが悪くなることで、心臓から血液が十分に送り出せない状態になること」を示します。
言葉だけでは「よくわからない」となると思います。
図を用います。

※へたくそですみません。笑
ざっと全身の循環は上記図のようになっています。
ピンクが動脈血、青が静脈血です。
「心臓の送り出す機能が低下する」が心不全のため、簡単に言うと、送り出せない血液が心房、心室に残る、「停滞する」こととなります。
全身から返ってきた静脈血が右心房に入り、右心室を経て肺に行き、ガス交換を行います。
ガス交換がされた動脈血は左心房、左心室を経て全身へ送り出されます。
- 右心不全の場合
肺へ送り出す機能が低下し、右心房、右心室に残る、停滞するイメージを持ってください。
右心房、右心室に残ると、全身に返ってこれなくなった静脈血は、「下肢」や「肝臓」などに残ります。
そのため、「全身の浮腫」、「肝腫大」等の症状につながります。
- 左心不全の場合
全身へ送り出す機能が低下し、左心房、左心室に残る、停滞するイメージをします。
左心房、左心室に残ると、「肺」に残ります。
そのため、「肺水腫」やそれに伴って呼吸器症状が出てくる等のつながります。
なんとなくイメージできたでしょうか?
イメージができると、疾患や薬剤の機序等も考えやすくなりますし、物事がつながりやすくなります。
また、明確にイメージをするためには、「解剖生理学」を理解することをおすすめします。
解剖がわかってくると、イメージでの解像度がグッと上がり、すべてがつながりやすくなるため、勉強が楽しくなると思いますよ。
まとめ
今回は勉強が苦手だった僕が学年トップ5になった勉強法ということで、実体験を用いながら
「イメージすること」の有用性について、お話させていただきました。
また明瞭にイメージするには、解剖生理学を理解できると解像度がグッと上がってきます。
「勉強がしんどい。」、「勉強についていけない」、「楽しくない」などの方へ少しでも参考になればうれしいです。
また、看護師になってからもイメージできると、領域が異なる疾患をお持ちの方でも全体像がぼんやり見えてくると思います。
生涯学習を要する職種のため、勉強が好きになっておくことは素晴らしいことと思います。
是非参考にしてみてくださいね。
また看護学校での詳細については
にも書いていますので、そちらもご参照ください。
今後も見ていただけると嬉しいです。
ではお疲れ様でした~
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