訪問看護に必要なBCP(業務継続計画)とは?安心を守る取り組みについて解説!

医療のあれこれ

皆様お疲れ様です。

現役看護師にっと~です。

本日は訪問看護で必要なBCP(業務継続計画)についてお話させていただきます。

近年、災害や感染症など、予期せぬ出来ぞとに備えることの重要性が改めて注目されています。

医療や介護の現場でもBCP(業務改善計画)」の策定が義務化されており、訪問看護の現場でも例外ではありません。

訪問看護でのBCPは、ご利用者様やご家族様に安心していただくための「もしもの備え」です。

今回訪問看護におけるBCPの役割やポイントなどについてわかりやすく解説できればと思います。

ぜひ最後までみていってくださいね~

BCP(業務継続計画)とは?

BCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)とは、災害や緊急事態が発生しても、業務をできるだけ途切れさせないための計画のことを指します。

例えば、停電や断水、通信障害などが起こったときに、どう行動するかをあらかじめ決めておくことで混乱を防ぎ、ご利用者様しいてはご家族様の安心安全を守ることにつながります。

訪問看護におけるBCPとして、

災害や感染症の拡大といった緊急事態でも、訪問看護のサービスを止めずに継続するための計画が求められます。

厚生労働省は2024年度から、介護、医療の分野でのBCP策定を義務化されています。

訪問看護事業所でもご利用者様、ご家族様の暮らしを守る為に、BCPの導入が必要とされています。

なぜ訪問看護でBCPが必要なのか?

訪問看護は、ご利用者様は自宅で安心して療養生活を送るために欠かせないサービスと思います。

もし、災害や停電などでサービスが提供できないと日常生活や健康管理に大きな影響が出ることが考えられます。

そのためBCPは、

  • 災害時にも必要なケアを継続する
  • ご利用者様とご家族様の不安を減らす
  • 医療・介護期間と連携しやすくする

等の機能を持っているといえます。

訪問看護のBCPに含めるべき災害対策としては、

  • 停電への備え
    発電機やバッテリー、通信手段の確保
  • 人員体制
    スタッフの安否確認、シフト調整、代替要員の確保
  • 医療機器利用者への対応
    酸素機器、吸引機などの電源確保
  • 地域連携
    医師や薬局、介護サービス、自治体などとの情報共有体制

これらを事前に決めておくことで、非常時でも訪問看護サービスを提供できることにつながります。

特に電源の確保は重要です。

現状医療機器や通信手段の確保等、必要なことは電気を用いたものが大多数を占めています。

そのため、BCPを考えるにあたっては、電源の確保は考慮されることをおすすめします。



モバイルバッテリーなどでは上記などがいいのではないかなと思います。



発電機は上記がいいかなと思います。

値は張りますが、ご利用者様、ご家族様の安心安全のためには必須かなと思います。

特に下記のプラグインソーラーの方は災害がなくても、コンセントにつなぐことで、節電にもつながりますのでおすすめです。

ご利用者様、ご家族様にとって、訪問看護が来ることは当たり前の状態ですが、いざという時に出動できないことは、ご利用者様、ご家族様に不信感や不安感を与えることにつながります。

訪問看護事業所がBCPを整備することは

  • ご利用者様、ご家族様への安心につながる
  • 緊急時でもケアが途切れにくい
  • 事前に対策が決まっているため混乱がない
  • 災害対策がある事業所は信頼が高い

上記のメリットが上がってくると思います。

BCPは「もしもの時のために備えた訪問看護の安全ネット」といえます。

まとめ

いかない

訪問看護におけるBCPは事業所の義務であり、ご利用者様、ご家族様の安心安全を守る仕組みです。

停電や災害など予期せぬことがあったとしても、BCPがあることで訪問看護サービスを継続できる仕組みを整えられます。

訪問看護を利用する方にとっても、事業所を選ぶ時の安心材料となります。

ぜひ一度考えてみてくださいね。

今回はこのあたりで失礼します。

またぜひみてくださいね~

参考資料として、こちらもご覧ください。

参考文書・公的リンク集

ではお疲れ様でした~

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