現役看護師が解説!おすすめの看護学校での過ごし方を紹介

看護学校のあれこれ

現役看護師が解説!看護師になってからのことを視野に入れた看護学生の過ごし方

皆様お疲れ様です。

現役看護師のにっと~です。

突然ですが、看護学生の皆さん、日々どのようにお過ごしでしょうか?

  • 「毎日学校しんどいな~」
  • 「実習もいややな。」
  • 「全然寝れてない」

など負の感情ばかりになっていませんか?

僕自身、看護学校で過ごしている際にはのうてんきに過ごしていましたし、学校では寝ていたり、「実習なんかしんどいことなんでいかなあかんねん」など褒められた学生ではありませんでした。

ただ、実際に臨床の場に出てから「ああしとけばよかった。」「こうしてたらもっとスムーズにできた」などと思うことが多々あります。

また、実際の現場の動きに戸惑うことが多くあり、あの時からしとけばよかったと思うことが多くあります。

今回は「看護学生時代にどのように過ごすべきか」というテーマでお話させていただければと思います。

看護学生さん向けの記事として、

現役看護師が教える実習の乗り切り方 3選~基礎編~

現役看護師が教える実習の乗り越え方 ~ケア編~

看護学生必見!アセスメントってなに?そのコツを解説!

現役看護師が教える!看護計画ってなに?書き方や注意点について伝授!

看護学生必見!国家試験対策 ~勉強が苦手な僕が高得点で合格した勉強方法 3選~

なども記載していますので、良ければそちらも見てくださいね~

実習を真剣に取り組む

「ああしとけばよかった」と考える一番の事は「実習を真剣に取り組む」です。

なにを当たり前のことを、、、と思われている方もいらっしゃると思います。

もちろん当たり前の事なのですが、「本当の意味で実習を活かしきれていなかった」と感じています。

実習と臨床のギャップをうめる

当時は自分なりに必死にはやっていましたが、やはり臨床に出てからは「実習とのギャップ」に困惑したことを覚えています。

本来看護実習は看護師になってからのギャップをできる限り少なくし、即戦力と考えられるようにカリキュラムを組まれたものです。

そのため実習では、おそらくオリエンテーションなどで実際の業務の流れや行うケア、その病棟の特性などを説明されていると思います。

ただ僕自身もそうでしたが、実習をただその期間を乗り越えることにフォーカスを置いている方が多くいると思います。

実際の業務の進め方、患者様との関わり、医療処置などの説明、見学など見ているようで見ていなかった自分がいました。

おそらく当時は「どうやって記録を書こうか」「根拠はどこから引っ張ってこようか」などを考えていたように思います。

記録を書くことももちろん大事ですが、「それだけではもったいないな」と今は感じています。

看護師を目指して、お金も払ったうえで学校に入っているわけですが、しっかりとその分学んだ上で、看護師になってから、即戦力、有望各として働ける方がよくないですか?

僕自身もそうでしたが、当時は手段が目的になっていました。

看護師になって働き、自分の看護観を達成することが目的だったのに、いつしか看護師になることが目的となっていました。

初心に戻り、自分の目的は何なのかを見直し、目的の再確認をした上で、その目的を達成するために、実習はどのように過ごすべきかを確認することが大事と思います。

是非一度、自分の心に聞いてみて、これからの過ごし方について考えてみてもらえると嬉しく思います。

看護実習での学びを実際の業務に生かす

コロナウイルス蔓延に伴い、実習が短縮されたり、なくなったりなどのことがありました。

「実習を経験している学生」と「経験していない学生」では、臨床に入ってから全然違うと、実地指導担当をしていてすごく感じました。

患者様への関わり方しかり、積極性や報告の方法など、やはり少し足りないかなと思うことが多くありました。

もちろん人にはよると思いますが、いろんな方をみてて上記は鮮明に感じました。

ただこればかりはどうしようもないことと思います。

世界が大混乱の中でしたし、病院に感染症が蔓延するとそれこそ命に係わる大事態となりますしね。

今はコロナウイルスも落ち着いてきて、実習にも参加できるようになっています。

ただ、これからまた別の感染症が蔓延、同じ状況になる可能性があることも考慮する必要があると思います。

実習に参加できたとすれば、

  • 実際に看護師がどのようなタイムスケジュールで動いているか
  • 業務や連携の実際
  • 看護処置

など、自身が働いているつもりで学んでくることが大事かなと思います。

また、上記のようにコロナウイルスなどの感染症で実習に参加できない学生もいました。

学生の時は気をつかいますし、嫌と感じると思いますが、「今後の将来に役立つ勉強をしに行っている」、「経験させてもらっている」とポジティブに、かつ前のめりに実習に参加してもらえたらなと思います。

看護実習での学びを国家試験に生かす

これに関しては、実際に僕が感じたことですが、「実習での経験が国家試験対策」につながります。

やはり人間は自身が経験したことは、記憶に定着しやすいです。

実習では様々な患者様、ご利用者様を担当させていただきます。

その時は

  • 疾患の勉強
  • 関連図や事前学習
  • 日々の記録
  • アセスメント、看護計画

等等、大変と思います。

ただ、それらで勉強したことは、僕自身いまだに覚えています。

それくらい記憶への定着に影響すると思います。

国家試験でも「あっ、この実習の時に担当させてもらった患者さんと一緒の疾患や」とするする解けたりすることもあります。

事前学習や書類系は学生にとって、睡眠を圧迫するものですし、大変なことは僕自身もよくわかります。

ただ、すべては最終の目標につながっており、無駄ということはありません。

是非今を乗り越えるだけではなく、その先も見越した対応をしていってもらえるといいなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「現役看護師が解説!おすすめの看護学校での過ごし方」というテーマでお話させていただきました。

今はしんどいと感じることも多々あると思います。

ですが、今必死にしていると国家試験対策もそうですし、実際に臨床の現場に出てからきっと役に立ちます。

まずは初心に戻り、「なぜ看護師を目指したのか」の部分を見つめなおし、ゴール設定を再度調整してください。

決して「実習をやり遂げる」「国家試験に合格する」がゴールではないと思います。

看護師になってからの未来をゴールに設定しなおし、進んでいってもらえたらなと思います。

では本日もありがとうございました。

ではお疲れ様でした~

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